価格の相場

トップページ ＞ 価格の相場

頻繁に購入することはないのが印鑑です。

 

購入するなら用途に合ったタイプのものを選びたいものです。

 

おそらく印鑑の形状とともに、どのぐらいの価格のものにするかも考えるでしょう。

 

ここでは印鑑はどれくらいの価格なのかをご説明します。

 

価格を左右する要素

 

数百円から数万円以上まで、販売されている価格はとても幅が広いものです。

 

おもに購入ルートや使用する素材によって価格は決まりますが、ほかにサイズや形状、字数や書体などの要素があります。

 

購入ルート

 

店頭で注文する方法と、通信販売で注文する方法が現在の主流となっています。

 

店頭なら店員さんと相談しながら、実際の素材を確かめつつ十分に検討をして購入できて安心というメリットがあります。

 

単純に価格だけみるなら、より一層低コストなのは通信販売、特にネット注文です。

 

店舗を構えている場合は賃料や光熱費など固定費がかかるので、どうしても価格に反映されてしまいます。

 

ネットの場合は固定費が圧縮できるため価格が抑えられますが、購入する前に素材を確かめることができない、返品ができないなどのデメリットがあります。

 

それぞれのメリットとデメリットをよく比較して利用しましょう。

 

素材とその特長

 

素材も価格を大きく左右する要素です。

 

使用される素材の種類には実にさまざまなものがあります。

 

現在流通している素材としては、石材や木材、プラスチック、象牙などの希少なもの、そして金属です。

 

一般的に最も高価だとされているのは象牙です。

 

その中でも中心部分を使った「芯持ち」「横目芯持ち」は特に最高級とわれています。

 

もっとも硬く最もキメの細かい部分で、耐久性が高く朱肉の吸着性もとても良いので大変使いやすいのです。

 

価格は15,000円〜です。

 

象牙の次に一般的なのは、木材の「ツゲ」や「黒水牛」です。

 

黒水牛は品質や耐久性などの点で象牙の次に良いとされています。

 

とても人気が高く、実印に使う素材として最も多く選ばれています。

 

価格は4,000円〜です。

 

ツゲ材は朱肉の乗りが良く印影がきれいに出せるため重宝されています。

 

木材のためコストパフォーマンスもよいです。

 

ただし木材なので朱肉を吸い込んでもろくなりやすい点は注意です。

 

価格は3,000円〜です。

 

近年人気が高まっているのがチタンです。

 

金属なので耐久性は天然素材よりもはるかに長く、質感もとても良いです。

 

こだわりのある方や会社印などに使われるようになっています。

 

価格は13,000円〜です。

 

最高クラスでは

 

最高級ランクでは、きわめて希少なマッコウクジラの歯を使ったものや、チタンにクリスタルや貴石を配したものがあります。

 

クジラの印鑑は10万円前後、クリスタルチタンは3万〜5万円ほどとなっています。

 

 

次はこちら
珍しい印鑑